第25回 関西合同音声ゼミ @ 和歌山大学
日時: 2007年7月7日(土) 13:00〜19:00
場所: 和歌山大学 システム工学部(和歌山市栄谷930番地)
第25回関西合同音声ゼミは、無事に終了しました。
活発な意見交換を行うことができたと思います。ご参加ありがとうございました。
次回の京都大学でまたお会いしましょう!
全体プログラム
12:30 〜 | 受付開始(システム工学部A棟 1F 玄関) |
13:00 〜 13:30 | トーク(システム工学部A棟 1F A101教室) 和歌山大学 システム工学部 教授 河原 英紀 |
13:45 〜 17:15 | ポスター発表(システム工学部A棟 1F 玄関,2F 廊下) - セッション1 18件: 13:45〜14:45 - セッション2 18件: 15:00〜16:00 - セッション3 18件: 16:15〜17:15 [同時開催] 和歌山大学聴覚メディア研究室 紹介(システム工学部A棟 2F A202教室及びツアー形式) |
17:30 〜 19:00 | 懇親会(生協食堂、参加費2,000円) |
- 受付は、システム工学部A棟の正面玄関です。
- システム工学部A棟は、キャンパスマップの9番の建物になります。
- 受付では、お名前と所属を受付用紙にご記入ください。また、配布する名札は回収します。ご帰宅の際には、回収箱にお入れください。
- 各大学・研究室において、当日配布用のポスター発表概要(A4一枚程度)の用意をお願いいたします(210部程度)。当日は受付にお渡しください。
- 懇親会の参加費用は、受付時に各研究室ごとにお支払いをお願いします。各研究室の代表者の方は、おつりのでないように事前に準備し(2,000円×人数)、トークが始まるまでに受付にご持参ください。ご協力お願いいたします。
- ポスター発表の間(13:45〜17:15)、休憩室(A202教室)をご利用いただけます。
- 飲食等は休憩室でお願いいたします。喫煙はできません。
- 休憩室では、和歌山大学聴覚メディア研究室の紹介として、インタラクティブデモを随時実施しております。ぜひご覧ください。
ポスター発表プログラム
セッション1 (13:45〜14:45)
1-1 文書検索型音声対話システムにおけるベイズリスクに基づく対話制御の最適化, 翠 輝久(京大・河原研)
1-2 Evaluation of real-time voice activity detection based on high order statistics, David Cournapeau(京大・河原研)
1-3 ドメイン拡張性を備えたトピック推定を行うマルチドメイン音声対話システム, 池田 智志(京大・奥乃研)
1-4 声道の身体拘束を反映した音声模倣モデル, 神田 尚(京大・奥乃研)
1-5 視覚的フィードバックを用いたドラム演奏練習支援システム, 岩見 直樹(龍谷大・三浦研)
1-6 MIDI信号を対象としたコード演奏に対する即時的なコード名推定システム, 此木 康至(龍谷大・三浦研)
1-7 マンドリンを用いたトレモロ演奏における物理特徴と熟達度評価の調査, 安井 希子(龍谷大・三浦研)
1-8 言語特徴を用いたシステム要求検出, 佐古 淳(神戸大)
1-9 単一マイクロホンを用いた音響伝達特性の判別による音源方向推定の検討, 住田 雄司(神戸大)
1-10 3次キュムラントのバイスペクトラムによる音声区間検出法のCENSREC1-Cによる評価, 松田 博義(神戸大)
1-11 音素ベクトルを用いた音声特徴量抽出の検討, Hyunsin Park(神戸大)
1-12 駅環境におけるブラインド空間的サブトラクションアレーの評価, 高橋 祐(奈良先端大)
1-13 死角制御型ビームフォーマによる周波数帯域補間を用いたブラインド音源分離の高速化, 大迫 慶一(奈良先端大)
1-14 一対多固有声変換に基づく声質制御に関する検討, 太田 久美(奈良先端大)
1-15 NAMセグメントを用いた個人認証法における未知話者データに対する頑健性の評価, 岡本 英樹(奈良先端大)
1-16 実環境ハンズフリー音声認識のための音響モデルと言語モデルに基づく音声区間検出と認識アルゴリズム, 酒井 啓行(奈良先端大)
1-17 母音情報に基づく声質変換法のための変換関数についての検討, 大西 壮登(和歌山大)
1-18 日英翻訳コーパスの開発と英訳難易度評価尺度の検討, 喜多村 圭祐(同志社・山本研)
セッション2 (15:00〜16:00)
2-1 英語学習者発話の自動評定における母語話者発話認識尤度の利用, 辻 晃佑(立命館・山下研)
2-2 (体調不良のため発表取り消し)
2-3 音声入力質問文のSPARQLへの変換, 寺村 真加寿(京都工繊大)
2-4 日本語CALLシステムにおけるユーザの誤りのモデル化, 王 洪翠(京大・河原研)
2-5 局所的な係り受けと韻律の素性を用いた話し言葉の節・文境界推定, 尾嶋 憲治(京大・河原研)
2-6 多数のセンサを用いたポスター会話の収録とその分析, 瀬戸口 久雄(京大・河原研)
2-7 次世代情報家電の音声インタフェースへの略語生成機能の組み込みに関する検討, 榎将 功(同志社・柳田研)
2-8 マンドリンを用いたトレモロ演奏における撥弦操作の不均一性に関する調査, 上村 昌代(龍谷大・三浦研)
2-9 ピアノ基礎演奏の自動評価に関する検討, 森田 慎也(龍谷大・三浦研)
2-10 インタラクティブアートを用いたギター練習支援システムの開発, 一瀬 護(龍谷大・三浦研)
2-11 脳性麻痺構音障害者の特徴量変換を用いた話者適応法の検討, 松政 宏典(神戸大)
2-12 局所特徴量によるフィッシャー重みマップに基づく音声認識, 室井 貴司(神戸大)
2-13 突発的雑音の除去に関する検討, 三宅 信之(神戸大)
2-14 話者交替を考慮したシステムへの問い合わせと雑談の判別の検討, 山形 知行(神戸大)
2-15 話者方位推定と適応ゼロ交差検出に基づく発話区間形成法の評価, 傳田 遊亀(立命館・西浦研)
2-16 室内音響指標を用いた遠隔発話音声認識の性能推定, 平野 良季(立命館・西浦研)
2-17 混合音声からの発話内容検出における寸法情報の役割の検討, 林 芳恵(和歌山大)
2-18 健聴者と難聴者の聴覚フィルタの推定と簡易測定法への検討, 中家 諒(和歌山大)
セッション3 (16:15〜17:15)
3-1 劣化音声知覚における調音結合・音節遷移の影響に関する検討, 森本 隆司(和歌山大)
3-2 音声対話システムにおけるユーザ適応技術の統合手法の提案, 守時 理裕(京都工繊大)
3-3 被験者が同定した感情音声の分析, 鶴 真紀子, 武田 昌一(近畿大)
3-4 会話文脈に応じた関連情報提示タスクのための文脈類似度計算手法の開発, 白松 俊(京大・奥乃研)
3-5 音を視覚化する混合音録音再生システム, 徳田 浩一(京大・奥乃研)
3-6 撥弦の物理モデルを用いた音響信号からのパラメータ推定, 安部 武宏(京大・奥乃研)
3-7 分散マイクロホンシステムを用いた音源位置同定 --- 2段階探索とCSP窓長の検討 ---, 奥村 元(立命館・山下研)
3-8 発話テキストと実雑音を用いたSNR推定手法の検討, 山野 裕隆(立命館・西浦研)
3-9 入反射角を考慮した3次元音場シミュレータの室内音響指標による性能評価, 山田 樹一郎(立命館・西浦研)
3-10 音響フレネルレンズを用いた環境雑音抑圧の実験的検討, 石井 宏明(立命館・西浦研)
3-11 周波数一括処理を前処理としたブラインド音源分離の検討, 野口 忠繁(同志社・柳田研)
3-12 Leave-one-out交差検定法に基づく質問応答データベースの最適化, 竹内 翔大(奈良先端大)
3-13 Closed-form 2次統計量 ICA と nonclosed-form 高次統計量 ICAを組み合わせた高速ブラインド音源分離, 橘 健太郎(奈良先端大)
3-14 多対一声質変換アルゴリズムの評価, 谷 大輔(奈良先端大)
3-15 ブラインド音源分離に基づくオーディオオブジェクトの定位感操作, 原口 雄基(奈良先端大)
3-16 GMMに基づく最尤変換法による携帯電話音声の帯域拡張, 藤敦 渉(奈良先端大)
3-17 二次音源選択強調性を持つ逆フィルタを用いたマルチチャネル音場再現における音質改善, 湯山 雄太(奈良先端大)
3-18 時間窓と入力信号の持続時間に基づく音響イベント検出について, 小林 憲昭(和歌山大)
ポスター発表者の方へ
- ポスターセッションは、システム工学部A棟の1Fエントランスホール(玄関)と2F吹き抜け部分にて行います。
- ポスターのサイズは、横119cm、高さ85cm程度のA0横長サイズです。
- 設備の関係上、電源やネットワーク回線はご用意できません。あらかじめご了承ください。
研究室紹介(和歌山大学聴覚メディア研究室)
インタラクティブデモ
ポスター発表と並行して、聴覚メディア研究室の研究をインタラクティブデモで紹介いたします。 発表の合間にご覧ください。
- オープン時間: 13:45〜17:00(ポスター発表より少し終了時間を早くしています)
- 場所: 休憩室(システム工学部A棟 2F A202教室)
- デモタイトル
- 音声入力Webアプリケーションw3voice
- STRAIGHTを用いた歌唱変換
- STRAIGHTを用いた感情音声モーフィング
- 模擬難聴を実現するための劣化音声
研究室ツアー
聴覚メディア研究室の研究設備をツアー形式で簡単にご紹介いたします(今回、研究室紹介は上記のインタラクティブデモがメインになります)。 所要時間は移動も含めて30分程度を予定しております。 ポスター発表の時間中に2回開催します(内容は同じ)。 セキュリティの関係上、途中の入場はできません。 参加を希望の方は、以下の時間にお集まりください。引率者がご案内いたします。
- 集合時間(括弧内は対象とする大学ですが、都合が悪い時はもう一方にご参加ください)
- 1回目 14:00集合(同志社大, 京大, 立命館大)
- 2回目 15:20集合(奈良先端大, 神戸大, 龍谷大, 京都工繊大, 関西学院大, 近大)
- 集合場所: 休憩室(システム工学部A棟 2F A202教室)
- ツアーの内容
- 研究設備(総合研究棟6F)のご紹介
参加者内訳
ゼミ参加 | ポスター発表 | 懇親会 | |
---|---|---|---|
関西学院大学 川端研究室 | 5 | 0 | 5 |
京都工芸繊維大学 インタラクティブ知能研究室(荒木先生) | 11 | 2 | 11 |
京都大学 奥乃研究室 | 22 | 5 | 22 |
京都大学 河原研究室 | 15 | 5 | 15 |
近畿大学 感性情報研究室(武田先生) | 2 | 1 | 2 |
神戸大学 有木研究室 | 18 | 8 | 2 |
同志社大学 知的機構研究室(柳田先生) | 28 | 2 | 13 |
同志社大学 共創情報学研究室(片桐先生) | 9 | 0 | 9 |
同志社大学 音声言語処理研究室(山本先生) | 10 | 2 | 2 |
奈良先端科学技術大学院大学 鹿野研究室 | 34 | 11 | 33 |
立命館大学 山下研究室 | 4 | 2 | 3(2名追加) |
立命館大学 西浦研究室 | 15 | 5 | 15 |
龍谷大学 三浦研究室 | 9 | 6 | 9 |
龍谷大学 南條研究室 | 3 | 0 | 3 |
和歌山大学 聴覚メディア研究室(河原・入野・西村) | 25 | 5 | 25 |
合計 | 210 | 54 | 169+2 |
会計報告・運営のまとめ
収入 (合計: 376,405円) |
---|
懇親会参加費 2,000円 × 171人 = 342,000円 |
繰越金 34,405円 |
支出 (合計: 329,225円) |
懇親会費用 320,000円 |
名刺ホルダー(30枚パック) 198円 × 2 = 396円 |
名刺台紙(50枚入り) 105円 × 5 = 525円 |
領収書用紙 105円 × 2 = 210円 |
名前ペン(3本入り) 105円 × 3 = 315円 |
ボールペン(10本入り) 105円 × 1 = 105円 |
仮止めテープ(2本入り) 105円 × 1 = 105円 |
業務用ごみ袋(10枚入り) 102円 × 5 = 510円 |
ソフトドリンク、お菓子、紙コップ類 7,059円 |
郵送代 1,100円 |
次回への繰越金 収入 - 支出 = 46,080円 |
- 施設の関係上、ポスターセッションを廊下等で行った。概ね正解だったと思うが、エアコンが無く暑かった。200人の以上の参加者の熱気は相当なものである(当日は曇でかなり助かった)。
- 和歌山大学からはポスターの発表件数を少なめにし、その分、インタラクティブデモを実施した。休憩室内の一角でデモを行ったため、活発な意見交換が行え、担当者には良い刺激になったと思う。
- 和歌山大学関係者と一般参加者で名札の台紙の色を変えた(和大関係者は黄色、一般はクリーム色)。困ったことがあったら黄色の和大関係者に声をかけるようにアナウンスした。
- 参加者が200人を超えた。今後の運営方法に工夫が必要な時期かもしれない。
- 次回は、京都大学(2007年冬)で開催予定。
リンク
- 関西合同音声ゼミのページ
- 和歌山大学 聴覚メディア研究室
- 和歌山大学
- 和歌山大学 システム工学部
- 和歌山大学 消費生活共同組合(生協): 土曜日の食堂の営業時間は11:00〜13:30です。
- w3voice Laboratory @ Wakayama University: 聴覚メディア研究室で開発中の音声入力Webアプリケーション。インタラクティブデモで紹介させていただく予定です。
連絡先
西村 竜一
和歌山大学 システム工学部
〒640-8510 和歌山市栄谷930番地
電話:073-457-8527
e-mail: nisimura@sys.wakayama-u.ac.jp
Copyright (c) 2007 Auditory Media Laboratory, Wakayama University